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神谷浩史・神谷キャラを愛する創作ブログサイト。夏目友人帳に溺愛中。 腐ってるから注意な☆(ゝω・)b 始めてきた方は「初めに」をご覧になってください。
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今回は女性向けに挑戦いたしました!
凄く、難しい。うん。

望×准だと言い張ります。
それでは、どうぞ。

※女性向け

+ + + + + + + + + +
「先生、先生、待ってください先生。」

常月さんは今日も先生に憑いて回る。
そんなに、先生がいいのだろうか。僕では、駄目なのだろうか。

「居たんですか、」

「ええ、ずっと。」

そんなやり取りが僕の心をグサリと突く。
先生がそんなに、いいのだろうか・・・。

確かに先生は教育者という立派な位置に付いていて、それは尊敬する。
けれど、性格は教育者に有るまじきネガティブで、責任感もまったくない。
そんなやつの、どこがいいのだろうか。

常月さん。早く目を覚まして、僕のところへおいでよ。


ある日、僕は図書室で本棚の整理をしていた。
また今日も、常月さんは先生に付いていたなあ・・・。
2人きりで話しかけられる時など、一時(いっとき)もない。

そのとき、先生が図書室へやってきた。
常月さんは――憑いていない・・・。
何故だろう。

「こんにちは久藤くん。係りの仕事ですか、偉いですね。」

先生は脚立に上っている僕を見上げるようにして、話しかけてきた。

「当たり前の事だよ。それより先生、今日は常月さんは付いてないようですね。」

僕は少しきつい口調で、イヤミを先生を吐きすてた。

「はい。今日は振り切ってここまでやってきました。見つかるのも時間の問題ですが・・・。」

僕の気持ちも知らないで、そんな事を笑って言うなんて。
なんて失礼で、嫌な人なんだ!!

「私は、久藤くんと2人で、お話をしてみたかったんです。」

・・・え?今、なんて。
僕と?話がしたいと・・・。そう言ったのか?

「そっ、そんなこと、あるわけないじゃないですかっ!思ってもない事を・・・っ。わっ・・・!!!」

僕は動揺して、ぐらりとバランスを崩してしまった。
このまま落ちれば、結構な高さから落ちることになる。怖い。

「久藤くん!!」

僕は目を瞑った。
先生にこんな格好悪いところを見られるなんて・・・・。最低だ。

「・・・・・・・・・・??」

痛くない。
僕は浮いていた。
目をそっとあけると、僕は先生にお姫様抱っこで受け止められていた。
が、のちに先生もぺたりとしゃがみ込んでしまった。

「せっ・・・・先生!」

「久藤くん、大丈夫ですか?!」

その先生の心配そうな顔、僕の体を触る白く細い腕、指。
僕は、心臓の音が先生に聞こえてしまいそうなくらい、ドキドキしていた。

この、感じは、なんなのだろう・・・。

「先生・・・・・・ありがとう・・・・。」


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

久藤くん、目覚めました。
ていうかまといの出演を欠かせない自分って・・・。
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葉月 燕
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創造
自己紹介:
神谷浩史を愛する腐女子のブログサイト。
基本雑食です。
創作を中心に腐った日常を展開しております。

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+まりあ†ほりっく
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