忍者ブログ
神谷浩史・神谷キャラを愛する創作ブログサイト。夏目友人帳に溺愛中。 腐ってるから注意な☆(ゝω・)b 始めてきた方は「初めに」をご覧になってください。
[56] [55] [54] [53] [52] [51] [50] [49] [48] [47] [46]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

帰還報告遅れて申しわけございません。
無事帰還いたしました!すごく楽しかったっす。

ということで、修学旅行ネタを温めてきました。
久しぶりに田夏です。

やっぱり修学旅行といったら学生でしょう。
名取さん出したいとしても、どうやっても出せそうにないので。

田沼×夏目です^^ちょい甘
※女性向け

+ + + + + + + + + +
「2人部屋だなんて、なんか雰囲気あるな。」

「本当だな。修学旅行って感じだな。」

「だって、そりゃ修学旅行だもん。」

「あはは。」

俺たちは今修学旅行に来ていて、今はちょうど眠りにつこうとしていところだ。
部屋は、俺と夏目の2人部屋。実は緊張している。
夏目がこんなに近くにいるなんて。
夏目と同じ空間に寝るなんて。
顔は熱くなるばかりだった。



「・・・・・田沼・・・?まだ起きてるか?」

会話が無くなってから5分くらいがたったとき、夏目の声がした。

「お、起きてるよ。どうしたんだ夏目。」

「俺さ・・・田沼に迷惑かけてるんじゃなかって思うんだ。いや、確実に迷惑をかけている。」

少し寂しそうな声色でぽそぽそと喋り始めた。

「そんなことはないよ。」

俺はそう言った。
確かに今日も自由時間で行動をともにしていたら、妖怪に追いかけられて走る羽目になった。
夏目は襲われそうになったが、俺が見えないながらも気配を敏感に感じ取り、追い払った。
それは確かに大変だったけど、夏目を守れたのは嬉しかった。

「今日のことも含めて、全部全部、ごめんな。俺田沼には迷惑かけたくないんだ。
 辛い思い、してほしくないんだ。」

夏目はそっぽを向いていて表情は伺えなかったが、声を聞くかぎりでは泣いているように思えた。
その寂しそうで怯えている可愛い背中を俺は抱きしめたくなった。

「なんで、謝るんだ?俺は夏目といたいよ。」

俺はベッドから起き上がって、夏目の頭をそっとなでた。
夏目はビクンと体を揺らした。そしておそるおそるこちらを見た。

「夏目がつらいと感じるものを、俺も感じたい。分かち合いたいと思ってるんだ。
 俺は夏目を知りたい。何もかも知っていたいんだ。
 そしたら、夏目がつらいと思うものや、怖いと思うものから、守れるだろう?
   だから、迷惑なんかじゃないんだよ。」

俺はそうやって柔らかい髪を撫でながら優しく語りかけた。
暗くてよくみえないが、夏目の頬には一筋涙のあとがあったような気がした。
そしてと吐息とも感じ取れるほど小さな声で言った。

「ありがと・・・田沼・・・。」

そして、俺は夏目の顎をくいっと上げて、そっとキスをした。
夏目が吐息をもらす。

「ん・・・・ふ・・・、」

きっといやらしい顔をしているんだろうな、夏目は。
暗くて表情は伺えなかったが、夏目の可愛い吐息を耳に焼き付けた。

「夏目、愛してるよ。」
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Search
Calendar
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Clap
よかったら押してあげてください^^
Profile
HN:
葉月 燕
性別:
女性
趣味:
創造
自己紹介:
神谷浩史を愛する腐女子のブログサイト。
基本雑食です。
創作を中心に腐った日常を展開しております。

+マンガ・アニメ
+夏目友人帳
+絶望先生
+ガンダムOO
+まりあ†ほりっく
+みなみけ
+ぱにぽに



-声優(敬称略)
-神谷浩史
-福山潤
-野中藍
-小林ゆう
-新谷良子

シャフト作品大好き。
新房昭之様大好き。
NewComment
[04/07 燕]
[04/06 壱生]
[03/05 燕]
[01/14 水野]
[01/07 壱生]
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 劇団廃園サーカス All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]