神谷浩史・神谷キャラを愛する創作ブログサイト。夏目友人帳に溺愛中。
腐ってるから注意な☆(ゝω・)b
始めてきた方は「初めに」をご覧になってください。
生徒に先生を失わせてみたら、どうなるのだろう。
気が狂って、病んでしまうだろうな、きっと。
まといちゃんとか。霧ちゃんとか。ずっと泣いてるんだろうなあ。
絶望の世界から抜け出して、普通の高校生にしてみようかなあ。
という思考の小説です。
気が狂って、病んでしまうだろうな、きっと。
まといちゃんとか。霧ちゃんとか。ずっと泣いてるんだろうなあ。
絶望の世界から抜け出して、普通の高校生にしてみようかなあ。
という思考の小説です。
+ + + + + + + + + +
「せ、先生。本当にいなくなっちゃうんですか・・・?」
私は大声を張り上げた。
離任式を終えた放課後の廊下に、ぐわんと響いた。
「今までありがとうございました、常月さん。」
私は先生が大好きだった。
先生と少しでも一緒に居たい故に世界史の教科係をしたり、
先生が担当の掃除場所を選んで掃除をしたり、
とにかく、少しでも離れるのは嫌だった。
「そんなの・・・やだ。先生じゃないと世界史面白くないよ。」
「ありがとうございます。でもきっと次の先生も素敵ですよ。私なんかよりずっと。」
先生はそういって微笑んだ。
私の気も知らないくせに。私が先生を大好きだってことに、気づいてないくせに。
何でそんなこというのよ。悲しいじゃん。
「先生!・・・・っ」
先生の方を向いた。
大好きです。先生のことが大好きです。
そう言いかけた。
先生のしっかりとした鼻筋、輪郭。落ち着いた目元。
―よく考えてみれば、答えなんて1つしかないわ。
先生がこんな子供、相手にするわけないじゃない。
なんで今まで気付かなかったの?
・・・・・バカみたい。
そう思った途端、涙が流れてきた。
先生の前で泣くなんて格好悪い。ますます子供扱いされてしまうわ・・・。
まあ、いいわ。こんな苦しい思いするのも今日で最後。
「さよなら、絶望先生。」
私は後ろを向いて歩き始めた。長く続く廊下の一番奥を見ていた。
遠い。遠い。遠いよ先生。
「常月さんっ・・・・・!!」
先生は私の背中に抱きついた。
私は状況が把握できなくて、ただ目を開いていた。
先生の大きな手が私の心臓を押さえ付ける。
いや、やめて先生。そこに触らないで。
私が今、どれだけどきどきしてるかなんて知られたくない。
恥ずかしいの、先生。
「何で、諦めてしまったんですか。」
私は下まぶたに溜まった涙をぽろりと床に落とす。
「大丈夫。常月さん。さっきの言葉、最後まで言ってくれませんか?」
先生の吐息を耳で感じた。
冷たくて、柔らかくて、心地いい先生の吐息。
あったかい手のひら。
「先生。大好き。・・・・大好きです先生!」
その途端、先生の顔が私の目の前に来た。
そして先生は私に口付けをした。
私は目を閉じる間もなく、先生の長いまつげやら、めがねに映った私の抜けた顔やら、
そんなことばかり気にしていた。
先生の唇は柔らかくて、あたたかくて。
「常月さん、私もずっと常月さんのこと、好きだったんですよ。
もっとはやく気付いてくださればよかったのに。」
先生はそういって、もう一度私に口付けた。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
なんか普通の小説にありそうですよね、こんなお話。
「別にまといじゃなくてもよかったんじゃないか」
なんていわないで下さい(´・ω・)
私はまといちゃんには凄く幸せになって欲しいんです!
大好きなんです!←
私は大声を張り上げた。
離任式を終えた放課後の廊下に、ぐわんと響いた。
「今までありがとうございました、常月さん。」
私は先生が大好きだった。
先生と少しでも一緒に居たい故に世界史の教科係をしたり、
先生が担当の掃除場所を選んで掃除をしたり、
とにかく、少しでも離れるのは嫌だった。
「そんなの・・・やだ。先生じゃないと世界史面白くないよ。」
「ありがとうございます。でもきっと次の先生も素敵ですよ。私なんかよりずっと。」
先生はそういって微笑んだ。
私の気も知らないくせに。私が先生を大好きだってことに、気づいてないくせに。
何でそんなこというのよ。悲しいじゃん。
「先生!・・・・っ」
先生の方を向いた。
大好きです。先生のことが大好きです。
そう言いかけた。
先生のしっかりとした鼻筋、輪郭。落ち着いた目元。
―よく考えてみれば、答えなんて1つしかないわ。
先生がこんな子供、相手にするわけないじゃない。
なんで今まで気付かなかったの?
・・・・・バカみたい。
そう思った途端、涙が流れてきた。
先生の前で泣くなんて格好悪い。ますます子供扱いされてしまうわ・・・。
まあ、いいわ。こんな苦しい思いするのも今日で最後。
「さよなら、絶望先生。」
私は後ろを向いて歩き始めた。長く続く廊下の一番奥を見ていた。
遠い。遠い。遠いよ先生。
「常月さんっ・・・・・!!」
先生は私の背中に抱きついた。
私は状況が把握できなくて、ただ目を開いていた。
先生の大きな手が私の心臓を押さえ付ける。
いや、やめて先生。そこに触らないで。
私が今、どれだけどきどきしてるかなんて知られたくない。
恥ずかしいの、先生。
「何で、諦めてしまったんですか。」
私は下まぶたに溜まった涙をぽろりと床に落とす。
「大丈夫。常月さん。さっきの言葉、最後まで言ってくれませんか?」
先生の吐息を耳で感じた。
冷たくて、柔らかくて、心地いい先生の吐息。
あったかい手のひら。
「先生。大好き。・・・・大好きです先生!」
その途端、先生の顔が私の目の前に来た。
そして先生は私に口付けをした。
私は目を閉じる間もなく、先生の長いまつげやら、めがねに映った私の抜けた顔やら、
そんなことばかり気にしていた。
先生の唇は柔らかくて、あたたかくて。
「常月さん、私もずっと常月さんのこと、好きだったんですよ。
もっとはやく気付いてくださればよかったのに。」
先生はそういって、もう一度私に口付けた。
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なんか普通の小説にありそうですよね、こんなお話。
「別にまといじゃなくてもよかったんじゃないか」
なんていわないで下さい(´・ω・)
私はまといちゃんには凄く幸せになって欲しいんです!
大好きなんです!←
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HN:
葉月 燕
性別:
女性
趣味:
創造
自己紹介:
神谷浩史を愛する腐女子のブログサイト。
基本雑食です。
創作を中心に腐った日常を展開しております。
+マンガ・アニメ
+夏目友人帳
+絶望先生
+ガンダムOO
+まりあ†ほりっく
+みなみけ
+ぱにぽに
-声優(敬称略)
-神谷浩史
-福山潤
-野中藍
-小林ゆう
-新谷良子
シャフト作品大好き。
新房昭之様大好き。
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