神谷浩史・神谷キャラを愛する創作ブログサイト。夏目友人帳に溺愛中。
腐ってるから注意な☆(ゝω・)b
始めてきた方は「初めに」をご覧になってください。
HAPPY BIRTHDAY 糸色望先生!!!!!
大好きです。先生。
おめでとう、本当におめでとう!!
では早速ですが、おめでとうSSを。
BL注意です。かなり。
支部に収納しようか考え中。
これR-15ですかねー・・・。
収納の基準がイマイチ。
最近命×望が多いですよねー。
なんかお気に入りですね。
●命×望
●BL盛大に注意
●R-15・・・?収納したほうがよいという意見がありましたら収納します。
+ + + + + + + + + +
「にいさあん・・・今日何の日か分かりますかー?」
「・・・・自分から言ってきたな。」
望は駄々っ子のような声色でうなりだした。
今日は望の誕生日だが、わざと望の誕生日の事については触れないでいた。
そしたら案の定あっちから切り出してきた。
「分かってるじゃないですか・・・。」
拗ねた様子の望。
唇を尖らせて下を向いている。
少しからかっただけなのに、本気にしてしまったようだ。
いつの間にか涙目の望。
望、こんな顔するんだ・・・。
ひとつ大人になった望は、なんだか昨日の望ではない気がした。
・・・・・可愛い。
・・・・・望は弟だ。
可愛いと思うのはおかしい事ではない。
じゃあ、この心の奥から湧き上がってくる衝動は?
なんだこの気持ち。
相手は弟だぞ・・・。望だぞ・・・・・。
でも、もうだめだ。
「望・・・。」
俺は望の細く伸びる顎をそっとあげる。
そして望の拗ねた唇に口付けをした。
「・・・・・・んっ、」
俺ははっと我にかえる。
先程の行為を自分で理解するのに時間が必要だった。
望の状況把握中の表情が、
俺の目をじっと見つめて、ただ座っていた。
その目がとっても無垢で、純粋で
俺がしてしまったことに、罪悪感を覚えさせる。
「ご、ごごごめん望・・・・・!俺今何を・・・。
あっそうだそうだ、望誕生日プレゼント何がいいか?!何でも買ってやるから・・・。」
俺は自分でも驚くくらい動揺していて、
先程の行為を誤魔化そうとしている最悪な自分と向き合いたくなくて、
話題を無理矢理逸らしてしまった。
望は硬直から解けて顔を真っ赤にしていた。
うつむいてぷるぷると震えているようだった。
望は泣いていた。
「兄さん・・・・・私さっきの続きがほしいです。
兄さんが、ほしいです・・・・・・・。」
望を耳まで染めた色が、俺にも移ってきた。
今、なんて・・・。
「私ずっと兄さんが好きで・・・。
でもそれはいけない事だって知ってたから。だから言えなくて・・・。」
ぽろぽろと涙を膝に落としながら、途切れ途切れに話し出した。
袴に滲んで消える雫は、耐えることなく、俺の返事を待っているようだった。
いいのか・・・・?
俺は望を好きになっても
愛し合っても、いいだろうか。
「わ、私今日誕生日なんですよ・・・!
兄さんさっきなんでもくれるって・・・言ったじゃないですかあ・・・・・・。」
「・・・・・・・あげるよ。・・・何でも。」
望はぱっと俺のほうを向いた。
「え・・・じゃあ・・・・!」
「おいで、望。」
望がすくっと立ち上がって俺の方へとてとてと歩きはじめた。
俺は自分の膝をぽんぽんと叩いて、おいでの合図を示した。
そして望が俺の膝へちょこんと座った。
望は驚くくらい軽くて、小さい頃に抱っこをしあった事を思い出す。
その頃は俺が小さかった故に、望が重くて。
支えてやれないのが、とてもとても悔しかった。
でも今は俺も大きくなって、もちろん望だって大きくなったけれど、
今こうやって支えてやれている。
「ちゅう、してください。」
望は俺を誘っている。
確信犯だ。
「止められないぞ?」
望は小さくうなずいて、俺に身を任せた。
ハッピーバースデー、望。
「・・・・自分から言ってきたな。」
望は駄々っ子のような声色でうなりだした。
今日は望の誕生日だが、わざと望の誕生日の事については触れないでいた。
そしたら案の定あっちから切り出してきた。
「分かってるじゃないですか・・・。」
拗ねた様子の望。
唇を尖らせて下を向いている。
少しからかっただけなのに、本気にしてしまったようだ。
いつの間にか涙目の望。
望、こんな顔するんだ・・・。
ひとつ大人になった望は、なんだか昨日の望ではない気がした。
・・・・・可愛い。
・・・・・望は弟だ。
可愛いと思うのはおかしい事ではない。
じゃあ、この心の奥から湧き上がってくる衝動は?
なんだこの気持ち。
相手は弟だぞ・・・。望だぞ・・・・・。
でも、もうだめだ。
「望・・・。」
俺は望の細く伸びる顎をそっとあげる。
そして望の拗ねた唇に口付けをした。
「・・・・・・んっ、」
俺ははっと我にかえる。
先程の行為を自分で理解するのに時間が必要だった。
望の状況把握中の表情が、
俺の目をじっと見つめて、ただ座っていた。
その目がとっても無垢で、純粋で
俺がしてしまったことに、罪悪感を覚えさせる。
「ご、ごごごめん望・・・・・!俺今何を・・・。
あっそうだそうだ、望誕生日プレゼント何がいいか?!何でも買ってやるから・・・。」
俺は自分でも驚くくらい動揺していて、
先程の行為を誤魔化そうとしている最悪な自分と向き合いたくなくて、
話題を無理矢理逸らしてしまった。
望は硬直から解けて顔を真っ赤にしていた。
うつむいてぷるぷると震えているようだった。
望は泣いていた。
「兄さん・・・・・私さっきの続きがほしいです。
兄さんが、ほしいです・・・・・・・。」
望を耳まで染めた色が、俺にも移ってきた。
今、なんて・・・。
「私ずっと兄さんが好きで・・・。
でもそれはいけない事だって知ってたから。だから言えなくて・・・。」
ぽろぽろと涙を膝に落としながら、途切れ途切れに話し出した。
袴に滲んで消える雫は、耐えることなく、俺の返事を待っているようだった。
いいのか・・・・?
俺は望を好きになっても
愛し合っても、いいだろうか。
「わ、私今日誕生日なんですよ・・・!
兄さんさっきなんでもくれるって・・・言ったじゃないですかあ・・・・・・。」
「・・・・・・・あげるよ。・・・何でも。」
望はぱっと俺のほうを向いた。
「え・・・じゃあ・・・・!」
「おいで、望。」
望がすくっと立ち上がって俺の方へとてとてと歩きはじめた。
俺は自分の膝をぽんぽんと叩いて、おいでの合図を示した。
そして望が俺の膝へちょこんと座った。
望は驚くくらい軽くて、小さい頃に抱っこをしあった事を思い出す。
その頃は俺が小さかった故に、望が重くて。
支えてやれないのが、とてもとても悔しかった。
でも今は俺も大きくなって、もちろん望だって大きくなったけれど、
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「ちゅう、してください。」
望は俺を誘っている。
確信犯だ。
「止められないぞ?」
望は小さくうなずいて、俺に身を任せた。
ハッピーバースデー、望。
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HN:
葉月 燕
性別:
女性
趣味:
創造
自己紹介:
神谷浩史を愛する腐女子のブログサイト。
基本雑食です。
創作を中心に腐った日常を展開しております。
+マンガ・アニメ
+夏目友人帳
+絶望先生
+ガンダムOO
+まりあ†ほりっく
+みなみけ
+ぱにぽに
-声優(敬称略)
-神谷浩史
-福山潤
-野中藍
-小林ゆう
-新谷良子
シャフト作品大好き。
新房昭之様大好き。
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