雄と雄

いえーい、いえーい！
雄×雄の絡みが書きたいぞーい＼(^o^)／ ←

ということで、衝動的に田夏。

純情なんだからね！
く、腐ってなんかないんだからね！←

とかいって、腐ってるけど＾ｐ＾

今日、俺は夏目と買い物へ出た。
夏目は、搭子さんにクリスマスプレゼントを買うらしい。

ということで今俺は、待ち合わせ場所に走っている。

待ち合わせ場所に着いた。
夏目はもう来ていた。

「夏目ごめんな、待ったか？」

「いや、俺が来るの早かったんだ。」

いつもの笑顔。
俺の心の奥の何かを突き動かす、愛らしい笑顔。

「田沼･･･今日はいつもと何かが違う気がするなあ。」

といって、俺の顔を覗きこむ。

「そ、そんなことはないと思うけどな･･････。じゃ、いこっか！」

「おう！」

俺はそうやってうまくごまかした。
実はいつもより、少しだけおしゃれをしてきているんだ。

夏目に、気付いてほしくて―･･･。

だから気付いてもらえて俺は、今とても嬉しい気持ちなんだ。
なんでこんな気持ちになるのか、俺にも分からないけど･･･。


夏目は搭子さんへのプレゼントを一生懸命選んでいる。
その顔は真剣そのものだった。

―････俺も夏目に何かプレゼントしよう！

そう、思いついた。

でも夏目の欲しいものなんて分からない････。
俺が選んだものでも、夏目は喜んでくれるだろうか･･･。

俺は夏目の喜ぶ顔がただ、見たかっただけだった。


「おーい、田沼。買えたぞ。」

夏目が、俺に駆け寄ってきた。

「よかったな、いいのが見つかって。」

「おう！搭子さん、喜ぶかなあ。」

「夏目が選んだものなら、きっと喜んでくれるさ。」


俺達は近所の公園で、おやつにたいやきを買って食べた。

「な、夏目･･･？」「田沼っ。」

声が重なった。

「え･･･何、田沼。田沼から言って？」

恥ずかしそうに言った。

「じゃあ、････････はい。」

そういって、俺は夏目の手の上にプレゼントをのせた。

「まだクリスマスには早いんだけどな、メリークリスマス。」

「え・・・・？俺に？」

「うん。」

「お、おれも田沼にクリスマスプレゼント、買ったんだ。受け取ってくれるか？」

「本当に･･･？」

「搭子さんのとは別に、田沼にも買ったんだ。」

といって、俺の手にもプレゼントをのせられた。

「じゃあ、いっせいのせいであけるぞ。」

「おう。」

「いっせいのせい！」「いっせいのせい！」

俺と夏目は、顔を見合わせて笑った。


そこには互いに、同じにゃんこのストラップが入っていた。