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神谷浩史・神谷キャラを愛する創作ブログサイト。夏目友人帳に溺愛中。 腐ってるから注意な☆(ゝω・)b 始めてきた方は「初めに」をご覧になってください。
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昨日は神谷さんお誕生日でしたね!
おめでとうございます!


ってことで田夏を書こうかなと。
似たり寄ったりですみません。
新鮮さが欲しい。

※BL表現注意!

+ + + + + + + + + +
「じゃあ…するよ?」

「う、うん…。」

おれは頬に熱さを感じていた。
田沼は「頑張るから」と言っておれの頭を撫でた。

高校生にもなってろくにキスもしたことないおれを受け止めてくれる田沼。
大好きだ。
大好きなはずなのに、少し怖さを感じてしまう。
キスごときでこんなに怖がっていたら、嫌われてしまうだろうか。


田沼の汗ばんだ手が、おれの頬に添えられる。

「目、閉じて。」

おれは泣きそうになりながら目を閉じる。

その瞬間、唇に田沼の熱を感じた。

おれは何も見えないことが怖くなり、閉じていた目を開けてしまう。

「う…ぁ…はあ、」

息継ぎがうまくできない。

「夏目、ちゃんと口開けて?苦しいだろ?」

「う…。」

おれは田沼の舌が侵入してくるのを怖がり、口がなかなか開けられなかった。

けれど、息苦しくなり自然と結んでいた口がゆるむ。
その瞬間に、田沼の舌が入ってくるのだ。
田沼は優しく、かつ強引におれの口内へ攻め入ってくる。

「あ…っ、ふぁ…ぁ。」

今まで出したことのない声が、自分から聞こえる。
おれは途端に恥ずかしくなり、再び口を結んでしまった。

「はぁっ…っうぁっ。」

その時、おれは下唇に刺激を感じた。
甘噛みされたのだ。

おれは田沼の気分を損ねたのだと思い、それが怖くなった。

恥ずかしさからか不安からか分からない。
とにかく泣きたくてたまらなかった。


そのとき一度、互いの唇が離れる。

「…夏目…怖いのか?」

「ち、違!……うと思う…。」

田沼は何かを悟り、ふっと笑って言った。

「優しくするから…怖くないよ。」

田沼がおれの頬を優しく撫でた後、キスが再開した。

今度は心の不安が解けた、恍惚のキス。
馴れていない舌つきで、互いを絡ませる。

「気持ちいい…?」

田沼は吐息に近い声でそう訪ねた。

おれはとろけた感覚を精一杯使って、
こくこくと頷くことしかできなかった。
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葉月 燕
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創造
自己紹介:
神谷浩史を愛する腐女子のブログサイト。
基本雑食です。
創作を中心に腐った日常を展開しております。

+マンガ・アニメ
+夏目友人帳
+絶望先生
+ガンダムOO
+まりあ†ほりっく
+みなみけ
+ぱにぽに



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新房昭之様大好き。
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