真っ赤

うーん、ノマカプは難しい´；ω；`
書くのは楽しいのだけど、やはりまとまらないのですよ。

でも、頑張って書きます。
頑張る意味もないんですけどね＾＾；

では、千里×望なんてどうでしょう^ω^

望は千里を突き飛ばした。
千里はそのまま床へ座り込む。

「先生？」

「いきなり何をするんですか！カッターなんか突きつけて･･･。」

手から落ちたカッターを拾って、千里はくすりと微笑んで体を起こした。
スカートをぱんぱんとはたきながら望へと近づく。

辺りは夕日に染まっていた。
いつものオレンジ色よりも、もっと濃い赤色だった。
放課後の教室に影はゆらりと2つ、伸びている。

「嫌だな、先生ったら。気付いているくせに。」

「な、何にですか･･･。」

この前、望は千里を抱いた。
その時の望は、意味もなくただ快感だけを求めていた。
自分の欲望に身を任せて。

「この前の行為から、ずっと私達恋人同士じゃないですか。」

くすくすと千里は笑った。
それはまったくの妄想にしか過ぎない。

「この前の････あれは、違うんです！」

「違う･･･？何がですか？」

「あれは･･････。」

望は言葉を詰まらせる。
確かにあの時のあの行為を言い訳できるわけもない。
夕日が望を太陽のごとくじりじりと熱く焦がす。
けれど望むの額には冷たい冷たい冷や汗が伝う。

「先生、困る事なんてないんですよ。
　安心して。これかたずっーと一緒に居れるんですから、ね。」


教室は静かになった。
放課後の教室を夕日がさらに赤く照らした。
何もかもを真っ赤に照らした。

そこには影が　ひとつだけ　伸びていた。