寒いですねー。

ペンタブがほしい！
そしたら絵を描きまくろう！

でも今は待機中。
絵ではなく、創作に励もうー。


という事で、田夏を書きます。初です（＾ｐ＾

※BL注意！

突き刺さる木枯らしを感じた。

「寒いなあ、夏目。」

夏目はマフラーに鼻までうずめた。

「そうだな、田沼。最近はめっきり風が冷たくなった。」

ひゅう、と氷のような風が吹いた。
俺は思わず2，3回、身震いをしてしまった。

そのときだった。
首にほんわりとした優しい温かさを感じた。

「貸すよ。俺は大丈夫だから。」

夏目がそっと、マフラーを巻いてくれたのだ。
夏目の体温がまだ残っていて、とても心地よかった

「･･･けど、夏目が寒くなるだろう？」

「おれは大丈夫だって。」

ははは、と笑って夏目は先を歩いた。
夏目はとても優しい。
その優しさが、俺の心の奥を熱くさせる。

―なんだか不思議な気持ちになる。

「夏目･･･っ。」

気付いたら俺は、夏目を背後から抱きしめていた。
背後にいる俺は夏目の表情が伺えなかったが、きっと驚いた顔をしていたにちがいない。
そして俺がこのまま体を離さなければ、きっと夏目が不快な思いをする。

けれど、自分の体が言う事をきかないんだ････！

そんな焦った気持ちとは裏腹に、夏目は胸に回った俺の手を、握り返してくれた。

「な、夏目････？」

「こうしていれば、2人ともあったかいよな。」

俺はさらに強く、愛しい「友人」を抱きしめた。
少し口角が上がった様子の夏目の頬は、赤く染まっていることが伺えた。
その赤い頬は、寒いからかい？

それとも――･･････


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サーセン。自重します。

まだ恋心に気付いていない要っちだよ。